Home » わたしの独り言 » アマチュアとプロの音楽論

音楽をやり続けるのは、アマチュアに限ります。なぜかというと、稼ぐことを目的としないで好きな音楽を好きなように演奏することができるからです。プロとしてこんなやり方をしたら、とたんに喰って行けなくなりますから。

 

でもアマチュアと言えどライブを行なうのは、お客さんから入場料を取っている以上、真剣です。だから練習も、時間が許す限り情熱を込めて行なっています。その真剣度には、プロもアマも違いはないと思うんですね。ライブで披露できた内容がすべてですから、そのタイミングでピークになるように仕上げる訳です。

 

アマチュアだと、気になった音楽、やりたい音楽が好きなように出来ます。一見脈絡がないように思われますが、気に入った音楽、どうしてもやりたい音楽というのは年齢とともに幅が広がるように思えます。例えばギターで弾き語りをしていると、ポップスや軽いロックのような音楽をやっていても、ある日突然ボサノヴァの軽いスイングとともに絶妙のテンションが入ったコードを、歌とともにやってみたくなる気持は分かってもらえると思うんですね。

初期のユーミンさんなんか、アレンジはかなり本格的なボサノヴァだったりしたものです。このように幅広く構えられるというのは、自分がアマチュアながらライブをやったりする原動力が、特定の音楽に入れあげてるというよりは、他方面のジャンルを吸収して成長できているということだったりする訳です。でもやっぱり脈絡がないんじゃない?という風に感じる人もいるはずです。その場合はアマチュアのミュージシャンのブログを見てもらいたいですね。音楽はあくまで音を聞かせるのが勝負ですが、それはやはりプロフェッショナルに言えることで、やはりアマチュアの場合は音以外の媒体で指向性を語ることも許されると思うからですね。

 

せっかくライブに足を運んでもらえるのなら、ぜひミュージシャンのブログを通じて感想を聞かせてほしいものです。何を感じてもらえたか、あるいは全然だめだったのか。出来映えは自分自身で分かっていて、ここが駄目だったとかあそこが良くなかったと痛感しているものですが、やはり客観的な意見も必要なんです。そして特に音楽的なバックグラウンドを持たないリスナーさんが、何をどう感じたか。そうしたフィードバックを受けて次の音楽を創造するのは、やはり音楽をやる人間にしか分からない醍醐味です。

 

とはいえあからさまな拒絶反応をストレートにぶつけるのではなく、長い目で見てもらいたいという希望はあります。